第75回桜花賞はキンカメ産駒のレッツゴードンキが勝ちました。
テレビで観戦していましたが、思わずガッツポーズし、枕をパンチしてしまいました(笑)
そのくらいうれしかったです。
それではレースを振り返ります。
スタートは素晴らしかったです。
3,4番手あたりで進めるかと思いましたが、スルスルと前に出て、結果、先頭に立ちます。
このときは正直「まずい。またやってしまったか?」と思いました。
前走チューリップ賞では道中かかってしまい、直線で差されてしまいましたからね。
しかし今回は、しっかしとペースをを落とし、じっくりと力をためていました。
半マイルが49秒(実際は50秒)と伝えられると、「よし」と思わず声が出ます。
直線ではいつ捕まるかとヒヤヒヤしましたが、ラスト1ハロンからさらに突き放し、勝利を確信します。
最終的には4馬身差の圧勝。久々に痺れました。
勝因はやはり岩田騎手の絶妙な騎乗です。
前走、同距離、同コースで逃げてつかまっていますから、普通同じ乗り方はできません。
前に行きたがったところで、普通はブレーキをかけたくなりますが、抑えずに行かせました。
もちろん逃げるのは簡単ですが、うまく力を温存させて逃げました。
100点満点の騎乗です。
ただ、騎乗だけで勝ったわけではありません。
それならば、前走同様、最後差されていたと思います。
この馬は力はありましたが、かかったり、展開などから惜敗が続いていました。
やっとすべての力が出し切れたのが今回の舞台だったといえます。
スローの低レベルレースと言われていますが、逃げながら最後4馬身突き放しています。
少なくともこのレースで最も強い競馬をしたのは間違いなくドンキです。
上りも4番目ですから「まんまと逃げきった」というのは少し違う気がします。
ドンキは阪神JF、チューリップ賞と同じ舞台を3戦続けてきました。
今回のレースにしっかりと照準を合わせてきた証拠です。
これまでの敗戦を見事に活かしたといえます。
このあたり、初阪神、初マイルだったルージュバックとは対照的です。
まあ、きさらぎ賞メンバーの成績を見ると、相手が弱かったという見方もできますが・・・
ドンキの次走は未定です。
個人的にはNHKマイルでも面白いと思っています。
次走からはマークも厳しくなり、簡単に逃げさせてはくれません。
次走はどのような位置で競馬をするのかも注目です。
もし府中でも逃げ切るようであれば本物ですね。
また、今週はニュージーランドトロフィーをヤマカツエースが制しました。
こちらもドンキ同様、もともと力はあった馬です。
2着馬がすごい競馬でしたので、NHKでは簡単に勝たせてくれないでしょう。
他はトゥザレジェンドが準オープンを勝利。
才能が開花しました。
対して弟のトゥザワールドは残念でした。
G1連戦を中1週はきついです。
何度も言いますがスターダムとの使い分けはやめてほしいです。
遠征まで行くなら、どちらか1頭に絞ってほしいものです。
とにかく今は無事に帰ってくることを願っています。
今週は重賞は2勝、特別1勝の合計8勝でした。
これだけ好調な滑り出しは2012年以来でしょうか。
好調の要因の一つは天気のような気がしています。
キンカメ産駒はスピードもパワーもあるオールマイティーな種牡馬ですが、逆に言えば決め手にも欠けてる気がします。
最近よくある稍重や湿った良はキンカメ産駒にぴったりの馬場なのかもしれません。
良ではディープ産駒の切れに屈しますし、重や不良ではパワー型の種牡馬にやられます。
ですからこういう天気が続けば面白かもしれません。
さあ、来週は皐月賞です。
ドゥラメンテにはキンカメ産駒初の牡馬クラシック制覇を期待します。
ただ初めての中山、2,000mなので期待ばかりではありません。
まずはダービーへの出走権を確実に取ってほしいです。
ダノンリバティも骨折から完全復活してきたので期待です。
今年のキンカメは一味違います!
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- 2015/04/12(日) 22:38:35|
- キンカメ速報(競馬全般)
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